英語の聞き取れない&話せない管理人ですが、仕事がら英語の文章を読むことは結構あります。が、物覚えの悪い年齢ですから、文章を読んでいてわからない単語に出会うこともしょっちゅう。電車の中で読んでいるときなど、いちいち辞書を取り出すのもおっくう。やっぱり、語彙力をつけなきゃダメだなぁ…と思いながらも、もはやこの年で語彙力をつけるより、むしろ、単語がすぐにわかると便利なのに…、と思う方も世界的に多いんでしょうね。そんな夢がいつの間にか実現しはじめているんですね。
相変わらず不動の人気を誇るタブレット端末の iPad、iOS5 からは標準で英和辞典が付いています。しかも定評ある小学館の「プログレッシブ英和」のデータで、大画面の iPad ならではの情報量。発音記号も辞書でおなじみ、IPA(国際発音記号)での表示です。例えば、ブラウザで定評のある英字新聞 International Herald Tribune の記事を読んでいるときに、単語をタップすれば、たちどころに小さな窓が開き、綺麗なフォントでその日本語訳や発音や例文などが表示されます。
さて、そこでふと思います。アマゾンの販売する読書端末 kindle。あれで読書中に簡単に英和の表示はできないだろうか!?実はずいぶん前に kindle 3 を購入しましたが、買ったまま、日本語の自炊電子書籍(PDF)閲覧端末と化しています。洋書は1冊買ったっきり。しかも、そのまま積ん読になっていました。もともと日本では正式に発売されていないkindleには英英辞典の表示はされるのですが、英和辞典はありません。やっぱり日本人は日本語で意味を知りたいもの。英和辞書が表示されるようになれば、ずいぶん敷居が低くなるのに…と思ったものです。でも、あれから1年以上。もしかして…。
見事大当たり。ネットの検索でヒットしました。
あの超絶辞書「英辞郎」のデータが、読んでいる電子書籍の単語上にカーソルをあわせるだけで表示されるソフトがあるのです。値段も1500円程度ですから、悪くない。
http://www.yoshodego.com/eijiroforkindle3.htmlちなみにこのサイト、「キンドル(kindle)&洋書ペーパーバックで楽しみながら多読」というのですが、kindleの使い方に関して実に丁寧、かつ便利な使い方を満載しています。青空文庫の読み方なんてのもあり、重宝します。サイトを運営していらっしゃる yuma さんに感謝です。
ということで、さっそく導入してみました。
東村ジャパンさんのサイトで購入。管理人は PayPal のアカウントを持っていたので、購入も簡単でした。
https://www.east-village.jp/store/で、導入してみると…、これは便利です。いままでいやいやながら進めていたページが「すいすい」いけます。若い頃ならば修行と思ってがんばれましたが、もう中年。楽させてもらいます。もう一つ、yumaさんが書かれていたのですが、洋書の場合、読むスピードがゆっくりになってしまうので、なかなかページがめくれずに、読んだという達成感が薄い。それが挫折のきっかけになるのですが…。そこも、kindleという電子書籍端末の場合、一つアイディアが。文字の大きさを大きくし、1ページの情報をわざとすくなくするのです。すると、ページを頻繁にめくる事になり、なんとなく達成感を感じながら読むことができるというのです。実際に試してみると「お、読めてる!」という実感が。しかも1ページの情報が少ないというのは、心理的にバリアがなくなるんですね。さらに、中年で老眼の始まった身にもありがたい。うわぁ、これは良い方法ですね。紙の本では絶対にできなかった方法です。yumaさん、本当にありがとう。
と、ここまでしておいて、ふと気付きました。あ、kindle って、iPad 用のアプリがあり、そちらでも amazon で購入した洋書が読めるはず。もしかしたら、そちらにも辞書が…と、調べてみると、これも大当たり。IT Media さんの eBook USER というサイトでちゃんと記事が載っていました。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1203/18/news004.htmlその通りにしてみると…。こちらも見事に無料の辞書がインストールされて表示です。
それにしても、こんな便利な時代、若い人ならたちどころに使いこなして、バリバリ単語も覚えちゃうんでしょうね。いい時代になったなぁ…。
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